職人技が光るシェフがいる店
私の自宅近くには、古き良き商店街があります。
そこへひっそりと店を構えるのが今回ご紹介する「マンジャパスタ」です。
ちなみに、マンジャって、イタリア語で「食べる」って意味で、
「マンジャ、マンジャ」と重ねることで、さぁ、食べて!という意味になるんだって。
いぶし銀と言った表現がぴったりのマスターがお一人で切り盛りしています。
今回は、近所にお住いのカープ女子とサシ飯
一人カフェを推奨しているのですが、今回はカープ女子と二人ランチとなりました。
一人で行ってみようかなと思っていたのですが、
カープ女子とランチに行こうと話していたのもあり、さっそく二人ランチを敢行した次第です。
お店のキャパは、テーブル席が4つあり、二人がけが3つ、四人掛けが1つという内訳となっております。
一人で料理を提供するとなるとこのような感じになるでしょうね。
パスタだけでなく、お茶とデザートまで対応していますから。
パスタ料金に200円プラスでお茶、500円サービスでお茶とデザートとなっています。
このデザートは本日のデザートが3種類大きなお皿にのって提供されます。
レタス増し増しのサラダ
パスタを注文するだけで、たっぷりサイズのサラダと、バケットがついてまいります。
すごいサービス。
そして、このサラダにかかっているドレッシングがまたいい塩加減とオリーブオイルの良い香りでおいしい!!
バゲットもバターシミシミで好みの味わいです。
このバターシミシミに、熱々トーストを提供するのって、地味に手間がかかります。
シェフが一人で対応しているなんて、大変だろうなぁと、いぶし銀職人の背中に手を合わせる思いで見つめていました。
この商店街の近くはオフィス街となっておりまして、官公庁もある目抜き通りです。
近くのOLさんも来店している様子、お昼休み時間の制限があるようで、パスタだけ注文している方が多いです。
サラダとパスタで十分お腹に一杯にはなります。
パスタのラインナップも豊富!
パスタの種類もかなり多くて、一人で対応しているの?とまた背中に手を合わせそうになったのですが、本当に多種類。
オイルベース、クリームソース、トマトソース、リゾットもあります。
その各カテゴリー、5~7種類くらいずつあるんですよ。
どれにするか選ぶのが大変です。
私は、牛ひき肉のクリームソースにしました。珍しいなと思って。
出てきたがこのパスタです。
チーズがたっぷりかかっていて、うまそうーーーー。
別にメニューを合わせたわけでもないのに、一緒に行ったカープ女子も同じものを注文していました。笑
あんなにたくさんメニューがあるのに、これにするなんて。
隣の席の方も同じものを頼んでいました。笑
ミートソースのクリームソース版と言ってしまうにはもったいないような、味の深みがあります。チーズの香りもあるからなのか、食べたことないソースでした。
このひき肉のクリームソース、是非味わっていただきたいです。
私も転勤族で、東京、大阪、神戸、京都といろんなイタリアンを食べてきましたけど、かなりグレードが高い味付けです。塩味がそんなにきつくないのに、寝ぼけた味ではなく、しっかりとコクがあります。
シェフの半生をじっくり聞いてみたくなるような味付けとなっています。笑
私たちは、その日は、お茶だけをセットにしたのですが、たまたま隣の席で食事されていた方は、おひとりで来られていて、デザートまで堪能しておられました。
デザートだけでも都内のイタリアンなら1000円くらいしそうな内容でした。
お得ですよ。
今度は絶対にデザートまで食べようなとカープ女子と誓い合いました。
お一人様にピッタリなお店です。
お店は、静かでこじんまりしていて、お一人でもOKな雰囲気です。
むしろ一人でのんびり過ごすのに最適なお店かも知れません。
ねらい目時間は、13時以降ですね。
13時になるとさーっと人がいなくなります。
やっぱり、官公庁街ですね。
ただ、その日は、私たちが店を後にする13時過ぎに、サラリーマンが二人嬉しそうに入ってきていました。
時間をずらして、やってきていたみたいです。
デザートのセット頼んでいました。
「グフフ、デザートまで頼まないと、ここに来た甲斐がないよね」
とサラリーマン二人がほくそ笑んでいます。
なんだろう、羨ましいというより悔しいと感じる、この気持ち。
絶対、デザートまで堪能した様子をまたご報告します!!
美味しいものを作ること、食べることが大好きです。
転勤族の妻として人生の大半を過ごしてきました。
知らない土地での孤独感を、孤高に変えて生きてきました(大げさな)
簡単に美味しく、幸せになれるお料理やライフスタイルのレシピをご紹介していきます。