占い

市川猿之助さんを占って生きることの意味を考えてみた

 

市川猿之助さんは、今回スキャンダラスなことが有り、連日報道されているわけですが、猿之助さんの今の運気がどうなっているのか鑑定して、生きていることの意味を考えてみようと思ったのです。

今回はちょっと深くて暗いかもしれないですが、良かったら最後までお付き合いください。

市川猿之助さんについて占ってみました

四柱推命で鑑定したところ、市川猿之助さんの五行は「火」です。

それも丙:ひのえと言って大きな太陽のような火。

太陽の状態は、水面に映っています。

この丙の方の特徴として、本心を隠すというか、人に自分のことを話すのが苦手な人が多いかな。我が道を行くというか、我が道に住むと言った感じで、マイペースで、平和主義な人が多いです。そんなに欲深い人じゃないのですね。ツンデレタイプも多いです。優しい人ではありますよ。ちょっとせっかちだけど人が良いといいますか。

市川猿之助さんの今年の運気が気になる

今年は表面的にはとても良い年回りです。勢いがあって出会いもあり、何かにチャレンジしたくなる年。全く問題がなさそうなので、今回のような事件が起こってしまったことが信じられないのですが、よくよく見てみると、家庭内でちょっとトラブルが見えました。

「三刑」という年回りになっていて、人間関係でトラブルになりやすいのですね。

生まれた日にも干支が付いているのですが、猿之助さんの生まれた日の干支が「子」今年が「卯」年ですね。子と卯は、無礼の刑と言われる相性なのですね。親子を現す干支同士で、礼儀を忘れて無礼な振る舞いをしてしまい家族、友人とトラブルになりやすい。

今年は調子が良い分、人との関係に気を付けたほうがよかったのですよね。

しかしながら、一命をとりとめられたのは、今年の運が助けてくれたのだと思います。

ここで「生きること」と「生かされること」の意味について考えてみた

まず、生きることの意味について考えることは、人間の本質的な問いの一つです。

私たちは自分の存在に目的や価値を見出そうとしますが、それは簡単なことではありません。生きることの意味は、人によって違うし、その時その時で変わってくるもの。

私は占い師をしているので、時々、何のために生きているのかわからないという相談を受けたり、今まで何をやってもうまく行かない、今後も期待できないという方もいらっしゃいます。

私も若いころ一時、そんな気持ちになったことがあります。

自分の欲や見栄を満たしたいけど、満たしきれない。

人と比べて自分が劣っていて不幸だと思えたり。

私の20代のころはそんなことばかり考えていました。

しかし、周りからは、調子よくやっていると思われていたんじゃないのかなって思います。

実際の私は、何のために生きていくんだろう。20代という一番良い時期だと言われているのに、私には何もいいことがないと思い詰めていました。

でも、欲深い私も気づいたことがあるのです。

とても簡単なこと、人は一人では生きられないということ。

私は生きているのではなくて、多くの人に生かしてもらっているんだと考えるようなりました。

一人ぼっちの人はいない

よく、友達もいない、会社で親しくできる人もいない、自分はずっと一人ぼっちだったと言っている人がいるけど、その人にも生んで育ててくれた両親がいて、兄弟もいて、近所に住んでいる人もいて、同級生もいて。

それらすべての人と仲良くできていなかったとしても、会社に入っているのならば、その会社に入るために書類を作ってくれた学校の先生や職員の人がいたはず、受け入れる企業では、就職のための試験を作り、他の仕事をしながら入社試験の準備をして、面接をした人がいるのです。

選考するためにも多くの人が話し合い、責任をもってあなたに期待して、一緒に働いてもらおうと決めたわけです。

仲良くなれない上司、同僚、後輩がいる会社だけど、貴方を入社させるために多くの人が動いています。

そして、あなたが会社に行くためには、電車やバスを運転してくれている人もいる、安全にあなたを職場の最寄り駅に運ぶために多くの人がまたそこでも動いているのです。

職場でも取引先の人がいてあなたの会社に利益を与えようと動いてくれている、あなたが給料をもらうために動いているのです。

あなたが働くことで、取引先も職場の人たちも給料がもらえる、誰もがお互いに支え合って生きているのです。

今日、会社に行きたくない、もう、生きていくのもつらいと思ったら、今、あなたが立っている場所、そこまで来るのに何人の人たちの働きがあったのかを少しだけ考えてほしいのです。

今まで出会ってきた人、今、一緒にいる人。

それらの人たち、すべてに感謝の気持ちを持てば、あなたの心持が変わるはずです。そして、貴方の心が変われば、きっとまわりの人の目も変わるはずです。

全て人、モノに感謝することで、あなたは自分自身が多くの人に活かされていることに気づくのではないでしょうか。

あなたがいなくなれば、辛くて、自分を責める人が必ず現れます。

あなたを知らずに傷つけてしまったのではないか?と自分を責める人が現れるのです。

だから、今を精一杯生きましょう。

みんな、心に不安と希望を持って生きているのです。

感謝の気持ちを持つか持たないかで、人生は大きく変わってきます。

ここに私がいつも愛読している「般若心経」の教えを簡単に紹介しておきます。仏門に入っているわけでもなく、ただ趣味で読んでいるだけなのですが、占いの相談者さんにどんな言葉をかければいいのだろうと悩むときに般若心経が教えてくれます。

般若心経とは

般若心経は、仏教の教えを簡潔にまとめたものですが、その教えを実践することは容易ではありません。しかし、般若心経を読んだり唱えたりすることで、その教えに触れたり感化されたりすることができます。

般若とは、仏の智慧を意味し、心経とは、経典の核心を意味します。般若心経は、観自在菩薩が、舎利子という弟子に対して、色や受想行識などの五蘊と呼ばれる存在の要素がすべて空であることを示し、その空の理法を悟ることが、苦しみから解脱し、仏の境地に至る道であることを説きます。般若心経は、多くの仏教宗派で読誦されており、日本でも古くから親しまれています。般若心経について学ぶことは、仏教の知識だけでなく、人生や世界に対する新しい視点や価値観を得ることにもつながります。

ちょっと小難しい説明をしてしまったけど、般若心経って、観自在菩薩と舎利子という弟子の対話です。

弟子が「この世はどうしてこんなに生きづらいのでしょうか」という問いに、

観自在菩薩様は、「あなたが生きづらくなるのは、欲望と煩悩からくる妬みや嫉みなどに自分の心が押しつぶされそうになっているのです。それらの欲をすべて捨てれば、あなたの心は軽くなり、生きやすくなります。」と説き伏せます。

生きづらさは、他人よりもよく見られたい、どうしてあの人は私よりも優れていると言われているのか、どうして自分もあの人のようにできないのか。人より優れているとみられたいという見栄、欲と煩悩に押しつぶされてしまうから。

全てを取っ払い、人に感謝して、人から認められるのではなく、自分自身で自分を認めて、自信を取り戻すことで強く生きることができるのです。

まず、他者を認めることで、自分を認めることができて、心が解放されます。

一命をとりとめた猿之助さんへ、最後にメッセージを僭越ながら送らせていただきます。

猿之助さんには、多くのファンがいらっしゃいます。

私も猿之助さんのお芝居は大好きです。

多くのファンが心配しているでしょう。皆、猿之助さんを待っているでしょうから、どんな形でもいいので、多く人の心に答えてあげてください。

皆、いつでもいいのです。きっといつまでも待っていますよ。だから焦らないで。